二胡検定試験を終えて

日本二胡学院・岡山教室 講師の松林です。

秋も深まってまいりました。
昨日、二胡レッスンで早島町のいかしの舎に行きますと庭の紅葉が色づき始めていました。
夏は青青しくさわやかな青葉に迎えられ、秋は美しい景色へと姿を変え、四季の風情を感じる事ができます。いかしの舎に到着して、まず庭を拝見しホッといたします。

先月、日本二胡学院の二胡検定試験が行われました。
二胡検定テキストを使って練習やレッスンの中で気がつく点があります。

1級の簡単な短い曲の中でも自分できちんとリズム拍を数えて正しくひいているつもりでも、長さが足りなかったり長かったりとしているものです。
早く進んだり遅くなったりの不安定では、聴く人からすれば心地良くないと思います。
正確で安定した演奏は安心して聴けます。

日頃はひくことが一所懸命で、リズムや音程も正確に!という所まで意識しないで練習しがちですが、二胡検定テキストを通して「楽譜通りに丁寧に正しく」を心掛けてひくことで綺麗な演奏に繋がると思います。

簡単な曲も正しく綺麗にひけていないのに、難しい曲も綺麗には弾けないですね。
まず、簡単な曲を正しく丁寧に綺麗に仕上げて行きたいものです。

二胡検定テキストをきっかけに、今一度初心に戻って、正しい姿勢、正しい音階、正しいリズムを見直す良い機会となります。

試験を受けなくても、とても良い教本、練習曲かと思います。
受験するとなると、もっと意識することになりますので、綺麗な演奏へと繋がります。

二胡検定の検定テキストは大変お勧めです。

また、11月21日(日)は朝から、楊雪先生の合同レッスンが岡山教室で開催されます。
検定や検定以外の曲など、貴重な体験になります! ぜひ、参加してみてください。
楽しいレッスンが待っています!