大変ご無沙汰しています。日本二胡学院 岡山教室のまさみんです。
7月28日(日)12時(会場11時30分)から2部構成で
『楊雪二胡サマーフェスタ2024
in Okayama with 二胡を愛する仲間たち』
が、岡山市北区の天神山文化プラザホールで開催されます。
岡山教室からも多数の生徒さんが参加されます。その他にも日舞やダンス等、盛りだくさんな内容となっています。
全席自由、入場無料です。
皆様方のお越しをお待ちしております。
今日は私の大切な二胡仲間の1人、HN尋さんのご紹介です。
年齢も近く、明るく人懐こい性格の彼女はバラつくり名人で毎年綺麗なお庭を紹介してくれます。
尋さんから投稿を寄せて頂きました。
私がニ胡を始めようと思ったのはある曲との出会いがきっかけでした。4年前に行ったコンサートはプロの歌手ではなかったけれど、だからこそ、その歌声に凄く感動しました。
透き通った声に私は大きく心を動かされました。私も音楽を楽しみたい、そして私が受けた感動をいつか私の音楽で誰かに感じてもらいたい。そう思うようになったものの、私は歌うことが得意ではありません。
そんな時以前「ニ胡の音は人間の声に最も近い楽器だ」と聞いたことを思い出しました。コンサートで聴いた歌声はニ胡への色々なことを思い出させてくれました。
私はすぐにインターネットでニ胡の教室を検索し、日本二胡学院岡山教室でした。松林先生はニ胡初体験の私に一から丁寧かつ情熱的に指導してくださいました。
昨年母の看病でなかなか練習時間が取れなかった時もニ胡以外のことでも先生が励ましてくださいました。この時期よく聴いていたのが「翼をください」でした。ニ胡の哀愁な優しい音色で奏でられる「翼をください」に私は励まされ助けられました。4年前のコンサートで最も感動した曲も「翼をください」でした。またその頃生まれた孫に「利飛(りと)」と息子たちが名付けました。
偶然ですが「飛」という字が入っていたことに何か縁を感じ「翼をください」をニ胡で演奏したいと強く思うようになり、発表会での演奏を目標に、練習を始めました。
本番の時最後までうまく出来ませんでしたが良い体験になりました。今でも私にとって「翼をください」はとても特別で大切な曲のひとつです。
私にはニ胡以外にも花を育てるという趣味があります。特に薔薇はお気に入りの花です。でも薔薇はとても繊細で花を咲かせるのが難しい花です。だからこそもっと綺麗な花を咲かせようとお世話が楽しくなります。
ニ胡もまたとても繊細な楽器です。ニ胡の演奏で一番難しいと感じることは安定した音を出すことです。ピアノのように鍵盤を押せば決まった音が出るという楽器ではなく、2本の弦を1本の指で同じ力で押さえないといけないこと、弦に当てる指の角度、座る姿勢など沢山のことが音色に影響を与えています。安定した音を出すことは難しいですが、その分自由な表現が出来る楽器でもあり、曲の内容と自分の表現したい音がぴったり重なった時は凄く嬉しいです。私は演奏曲を選ぶ時は歌詞を大切にしています。
歌詞を理解し、それを音で表現出来るように、ニ胡の音に感情をのせるよう心がけたいと思います。そして聞いた人が励まされたり、嬉しく楽しい気持ちになったり、元気になったりしてくれると私も嬉しく、ニ胡を一層頑張ろうという気持ちになります。
教室には沢山の生徒さんがいて、いつも色々な刺激をもらっています。より難しい曲に挑戦する人、コツコツ練習して確実な音を目指す人、そこに先生の丁寧で情熱的な指導が加わり、私はますますニ胡が好きになっています。
ニ胡を習うようになって日々の生活がより豊かに、充実したものになっていることは確かです。これからも自分も、聞いた人も前向きな気持ちになれるような音を表現出来るように頑張って行きたいです。
尋
尋さんありがとうございます。尋さんの真摯な姿勢がよく表れている寄稿で、私も参考にさせて頂きたいです。
サマーフェスタまであと少し!
練習集中しますヽ(`・ω・´)ゝ