今回は、最近二胡の知名度が上がってきたかも? と感じるようになったことについて
お話させていただきます
移動の時に二胡ケースを抱えて歩いていると
『これは何ですか?』とよく聞かれます。
『二胡という楽器です。』と答えると
十数年前頃は
『ニコ??』 と首を傾げられるので『中国の伝統楽器で・・』しっくり来てない様子なので
『女子十二楽坊の・・・・』っといったら
『あ~!!』 という流れの会話が多かったのです。
数年前頃には
『あー 中国の楽器のですね。』 という返事が少しづつ増えてきました。
ここ最近は
『えー! 二胡の音色好きなんです~』 という返しをよく聞くようになりました。
二胡の優しく、哀愁ある音色は日本人好みの音色だと思います。
二胡の魅力を沢山の方が認知出来てきている事を嬉しく思うこの頃です。
私も宋廣寧先生の二胡を使ってます
二胡の魅力といえば音色です。
音色に関わる要素は駒、弓、弦、控制綿、環境、他色々ありますが、二胡の材質にもあります。
二胡の材料に木の種類は色々ありますが日本二胡学院では
宋廣寧先生作の紫檀二胡・黒檀二胡を主に提供しております。
購入の際は試聴はしていただくのですが、違いを聞かれます。
重さや外観もありますが音色に関しては
・黒檀二胡は、やさしく深く心に響く音色
・紫檀二胡は、やさしく艶やかに癒される音色
私の感想ですが、と答えています。どちらも魅力ある音色です。
CDやYouTubeから演奏で聴く事ができます。
楊興新先生の黒檀二胡の演奏ですが一目瞭然、感じていただけると思います。
楊雪先生の黒檀二胡、紫檀二胡の演奏で聴く事も出来ます。癒されます。
二胡とともに自分も成長する
二胡を購入して最初は皮が硬いので音も少し硬いのですが、
ある日、気が付けば音色が変わったかな⁉ と感じる時が何度か訪れます。
二胡を弾いて皮に振動を与えることによって、皮が馴染んで音色がまろやかになってきます。
二胡が育っているのです。成長しているのです。
弾けば弾くほどに深みも増していきます。 楽器も喜んでいる事と思います。
その過程が楽しみの一つでもあります。
生徒さんの音色が変わったと感じた日が来た時は私も喜びを感じます。
また、育つのは二胡だけでなく二胡を弾くことによって五感の一つが鍛えられ耳が肥えてきます。
※耳が肥える(音楽などを聞きこんでいくうちに、味わう能力が豊かになる)
気が付いてないかもしれませんが確実に耳も育っています。
まとめ
宋廣寧先生の作られた本物の二胡、決して安い値段ではないですがそれ以上の価値のある自信をもってお勧めできる一流の楽器です。
二胡ねっとの方から宋廣寧先生のプロフィールが伺えます。
縁あって出会った二胡に愛着を持って接し、音楽と共に潤いのある生活に繋げてもらえたら嬉しいです。
ちなみに、私は宋廣寧先生の黒檀を8年 小葉紫檀を6年位でつかっているでしょうか。
私は、元来、紫檀の音色が好きなので楊雪先生と出会う以前より紫檀2本持っていました。当時から大変気に入っていたのですが、宋先生の小葉紫檀に出会ってからは、紫檀が断トツのお気に入りです。
演奏には小葉紫檀としているのですが、もし私の小葉紫檀に何かあったら。。。その時は宋先生の黒檀でと決めています。当時2本の紫檀の値段も安くなかったですが、それでも今は宋先生の二胡が良いと思っています。
皆さんにも一度、宋廣寧先生の二胡を手にとって弾いてみる機会があったらいいなと思います。